台湾人男性が日本人女性を絶賛し、台湾のネット上で賛否両論が巻き起こった。台湾メディアの聯合新聞網が3日付で伝えた。

記事によると、ある台湾人男性がネット掲示板PTTで「日本人女性は本当にみんなこうなのか」と題する投稿を行った。男性は日本で数年間生活しており、数人の日本人女性と交際、最終的に日本人女性と結婚した。男性は「日本人女性は付き合っている時に現実的になり過ぎてすべてを金銭や利益で考えることはない」とした。

また、「一般的にみんなとても優しく、外でデートする時にはきれいに着飾るので一緒にいるとメンツが保たれる」「デートで自分が全額を支払おうとしても支払いの時に必ず財布を出して一部分を負担しようとしてくれる」「仕事で疲れたりストレスがたまっていたりする時には、小さなプレゼントをしてくれたり、仕事終わりに料理を作ってくれたりする」などを挙げ、その“良さ”を力説した。

さらに、「日本人女性は付き合う時に相手の家族的な背景や金持ちかどうかを見ることはない」とし、「相手の両親でさえ、結婚には必ずしも経済的な保証が必要というわけではないという考えで、持ち家や車といった条件は求められなかった」とした。

男性は一方で、「日本人女性は優しい反面、自分を抑え込んでいるので、不満があってもあまり表に出さず、相手が改善するかを耐えながら見守る。改善の兆しがないと見ると、予告なく別れを切り出す」とも指摘した。

この投稿に、他のユーザーからは「日本人女性はやっぱり最高。思いやりがあって人の気持ちを考えてくれる」「台湾人女性はこの点では大きく負けている」といった称賛の声が上がる一方、予告なく別れを切り出されることを「訳が分からない間に死んでいる」と表現し、「言う前に気付いてほしい」という日本人女性の感覚を怖がる声も上がったという。

このほか、男性が「（日本で）専業主婦になる女性の割合は以前と比べてだいぶ減っているが、それでもまだ少なくない。私の妻も仕事をしたくないからと専業主婦をしている」と明かしたことについて、「日本人女性なら仕事をしたくないというのは許されるが、台湾人女性がそれを言うのは許されないと思う」「日本人女性は結婚したら仕事をしなくなる。金がない男はあきらめた方がいい」などの感想も寄せられたと、記事は伝えている。（翻訳・編集/北田）