雲南地震で救援届かない集落、少年が石で「SOS」―中国

Record China    2014年8月7日(木) 22時10分

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7日、雲南省で起きたマグニチュード(M)6.5の地震に関して、雲南省の全国紙・都市時報はいまだ救援の手が届いていない村について報じた。

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2014年8月7日、雲南省で起きたマグニチュード(M)6.5の地震に関して、雲南省の全国紙・都市時報はいまだ救援の手が届いていない村について報じた。

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3日に起きた地震から3日経った6日、雲南省昭通市魯甸県営盤村銀場では地震後初めて外部の人間が足を踏み入れた。震災後初めて銀場地区を訪れたのは記者で、当局の救助隊はまだ到着していない。

銀場地区は営盤村に属する22の集落の中で比較的被害が大きく、90世帯のうち犠牲者は17人に上る。救援の手が届いていないため、米や水、簡易テントなどはなく、銀場ではカップラーメンがぜいたく品となっている。

助けを呼ぶためか、同集落では石で「救SOS命」の文字が並べられていた。集落の14歳の少年は本で「SOS」は世界で通用する信号だと知り、石で文字を書いたが、集落の多くの人はその意味を理解していない。だが、文字は彼らが救助を必要としている緊迫した状況を十分に物語っている。(翻訳・編集/内山)

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