中国で乗客が飛行機に硬貨を投げたことでフライトが遅れる騒動があった。

現地メディアによると、騒動があったのは29日、広州白雲国際空港。中国南方航空CZ3121便の乗客が搭乗の際に飛行機に向かって硬貨を投げた。これによる安全確認を行ったため、もともと午後1時29分だった離陸時間が午後4時にずれ込んだ。当事者らは警察の取り調べを受けているという。

中国では過去にもたびたび「安全祈願」を目的として乗客が飛行機に硬貨を投げる行為が起きている。南方航空は今回の騒動を受け、「飛行機に乗る際は必ず法律を順守していただき、飛行の安全に危険が及ぶことはしないようにしてほしい」と呼び掛けた。

中国のネットユーザーからは「頭が悪いのか」「無知」「こういう人は飛行機に乗せないでほしい」「ブラックリストに登録せよ」「昔のニュースかと思えば。今何年だよ」「迷信にもほどがある」「重罰を科さないとだめ」「学がないって本当に恐ろしい」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）

乗客が飛行機に硬貨を投げ3時間遅延 pic.twitter.com/37lfUDpiOQ

— 中国動画 (@RC00547555) October 30, 2023