中国メディアの環球時報は30日、東南アジアのタイでこのほど、X（旧ツイッター）のハッシュタグ「韓国への渡航禁止」がトレンド入りしたと報じた。

環球時報によると、タイメディアのネーションは27日、「韓国を訪れたタイ人の中には、入国審査で行き詰まり、信頼性を保証するためにどれだけ多くの書類を提出しても、最終的に送還された人もいる」と伝えた。

ネーションによると、あるタイ人女性は24日、Xへの投稿で、「韓国をこれまで何度も訪問したことがあるにもかかわらず、4回も問い詰められた」とし、「滞在と旅行に関するすべての情報を準備していたが、韓国の入国審査官は私の入国を拒否した。私が給料に対して大金を持っているなどとばかばかしい理由を挙げてきた。この旅行のために5年間もお金を貯めてきたのに」と嘆いた。

別のXユーザーは、私が韓国を4回訪問しているのを見て、なぜ他の国に行かなかったのかと、韓国の入国審査官から「まるで犯罪者かのように」尋ねられたことを明かした。

X上では韓国の入国審査官がタイの旅行者に対して失礼だとの声も聞かれる。

ネーションは「この不当な扱いは、韓国に入国したタイ人が肉体労働の需要が高い製造業や農業部門で不法就労したことによってさらに悪化した」と伝えている。（翻訳・編集/柳川）