Record China 2023年10月17日(火) 20時0分
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台湾ヤフーに15日、「台湾と日本の果物対決!日本で絶対食べたいvs.日本で簡単に食べられない台湾のなじみの果物9選」との記事が掲載された。
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記事はまず、「観光スポットや文化に加え、日本のグルメも台湾人観光客を引き付けている」と指摘し、訪日旅行で果樹園を目的地に組み込む人もいると紹介。そして、「日本の果物が多くの台湾人の間でよく知られていることが分かる」とした上で、イチゴ、ブドウ、桃、メロン、リンゴを「訪日旅行で絶対に食べたい果物」として挙げた。
イチゴについては「日本の果物と言って、誰もが真っ先に思いつくのがイチゴのはず」と述べ、「日本のイチゴは種類がとても多く、その中で比較的よく見掛けて有名なものには『とちおとめ』『あまおう』などがある」「3月、4月ごろのイチゴは質がよい上に値段も安い。多くの飲食店でイチゴを使った季節限定メニューが販売される」と紹介。一方、台湾のイチゴは形、色つや、味のいずれも日本産に比べて大きく劣るとした他、「イチゴは保存や輸送が難しく、台湾で販売される日本産輸入イチゴの価格は倍」と説明して「どうりで日本を訪れる台湾人がイチゴをリクエストするわけだ」とコメントした。
ブドウについては、「昼夜の寒暖差の大きい日本は台湾より栽培に適している。生産されるブドウは一般的に甘くてふっくらと丸く、日本ではそのまま食べるだけでなく、ブドウを使った菓子もよく目にする」と紹介。また、台湾人の間で特に有名なのは岡山県の「シャインマスカット」だとし、日本のデパートでは5000円で販売されることもあると伝えた。桃についても「日本は栽培に適している」と述べて、「主要産地は山梨県。毎年6月下旬のシーズンになると、山梨では多くの農園で桃狩りが体験できる。品種もとても多い」としている。
メロンについては「『日本のメロン』と聞いた台湾人の最初の反応は『高い!』のはず。確かに、日本人にとってメロンは高級果物というイメージで、ステータスの象徴と見られている」と述べ、北海道夕張市で生産される夕張メロンは最も知名度が高いと紹介。競りにかけられた夕張メロンの値は社会の関心を集めるとした他、その栽培の難しさについても説明して「だからこそ、夕張を訪れた多くの台湾人は『日本の果物の王』である夕張メロンを食べてみたいと求めるのだ」と伝えた。
リンゴについては「最も有名な産地は青森県」「品種は主流の『ふじ』以外に『シナノゴールド』『王林』『金星』などがあり、種類は非常に多岐にわたると言える」と紹介。また、台湾人に最もなじみ深いのはスーパーマーケットでよく見掛ける「ふじ」だろうと述べて「大きくて鮮やかな赤色の『ふじ』は台湾でよく目上の人への贈り物とされる」とし、「台湾にある日本のリンゴは種類が比較的単一で値段も高めなため、日本でリンゴ狩りを計画する台湾人観光客は少なくない」と伝えた。
一方、日本で簡単に食べられない台湾の果物はレンブ、グアバ、リュウガン、マンゴーで、これらは日本に留学している台湾の農家の若者の声に基づくものだという。
記事は「台湾と日本は距離的にそう遠くはないが、気候の関係でそれぞれに特色と強みのある果物が生まれる」と述べ、日本でたくさん果物を味わうとともに、台湾の果物のおいしさを日本人に宣伝することも忘れないでほしいと呼び掛けている。(翻訳・編集/野谷)
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