<サッカー>中国は日本や韓国みたいにボール支配率を下げれば強くなる?―中国メディア

Record China    2023年10月15日(日) 13時30分

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13日、サッカーの国際親善試合が各地で行われ、日本はカナダに、韓国はチュニジアに快勝した。中国メディア・直播吧は著名スポーツコメンテーターが見た両国と中国との「差」について紹介する記事を掲載した。

2023年10月13日、サッカーの国際親善試合が各地で行われ、日本はカナダに4−1、韓国はチュニジアに4−0とそれぞれ快勝した。中国メディア・直播吧は著名スポーツコメンテーターが見た両国と中国との「差」について紹介する記事を掲載した。

記事は、中国のスポーツコメンテーター・黄健翔(ホアン・ジエンシアン)氏が自身のSNSアカウント上で13日の日韓両国の戦術に対する見解を書き込んだと紹介。黄氏は日本のボール支配率が41%、韓国に至っては26%といずれも相手にボールを持たれている時間が長かったにもかかわらず、22年のカタールワールドカップにも出場したカナダとチュニジアにそれぞれ大勝したことに言及し「サポーター諸氏よ、中国代表も同じようなことができるか考えてみてもらいたい」としたことを伝えた。

そして「日韓両国はすでに高い支配率によってパスを回し続けるいわゆる『ティキタカ』の段階を卒業しており、精度と効率の高さを兼ね備えたパスと相手ディフェンス突破の能力を手に入れ、さらに高いレベルの戦略、戦術の段階に入っている」と指摘。中国代表は前のレベルの経験も十分に積めておらずに技術が安定していないとした上で「日韓と同じレベルに一足飛びしたいのか、(10日に行われて2−0で勝利した)ベトナムとの親善試合では積極的に低いボール支配率による勝利を追い求めていた。しかし、支配率が低いからといって必ず勝つ訳でもなければ、支配率が高ければ必ず負けるわけでもない。うまくボールを扱えず、頭の回転が相手より遅く、足が相手よりも遅ければボール支配率など関係なく負けるのだ。単にボール支配率だけを見て、日本のディフェンスのレベルや技術が見えないのなら、ブラッシュアップなんてしなくていい」と論じている。

黄氏は、日韓両国のボール支配率が低かったのはあくまでも精度とレベルの高い戦術による副次的な結果であり、この数字ばかりを見て日韓のサッカーを論じ、まねをしようとするのであれば中国サッカーはいつまで経っても日本に追いつけないということを言いたかったようだ。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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