名古屋市でもエスカレーター立ち止まり義務化、中国ネット「片側空けがマナーと言ってたのに」

Record China    2023年10月11日(水) 22時0分

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愛知県名古屋市で、エスカレーターに立ち止まって乗ることを義務付ける条例が施行されたことに、中国のネット上で反響があった。

愛知県名古屋市で、エスカレーターに立ち止まって乗ることを義務付ける条例が施行されたことに、中国のネット上で反響があった。

名古屋市でこの「エスカレーター条例」が施行されたのは今月1日。エスカレーターでは利用者が急ぐ人のために片側を空けて乗ることが習慣化しているが、市は事故などにつながる恐れがあるとして義務化に踏み切った。違反による罰則規定はない。日本では2021年の埼玉県に続き2例目となる。

中国では以前、メディアなどでエスカレーターの片側を空ける日本の習慣を「他者への配慮の表れ」として良いことであると紹介されてきたが、近年は立ち止まることが広く呼びかけられ始めたことで、この話題への注目度も高まっている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で日本の情報を発信するアカウントが9日付で名古屋市の条例を伝えると、ネットユーザーからは「以前はメディアが急ぐ人のために片側を空けるのがマナーだとか吹聴してたのにな」「片側を空けて立つのは急いでいる人にとってはいいんだけどね」「実は日本の片側を空けるマナーは好きだった。急いでいる時に混んでいるとイライラするから」との声が上がった。

一方で、「急いでいるなら階段を使えばいい」「片側を空けて歩くのは本当に危険なんだよ」「エスカレーターを歩くのはどうかしている人だけ」といった声や、「片側だけに立つという暗黙のルールは本当にうっとうしい。特に長い列ができている時には」「2列で立った方が輸送効率が高い。設備にとっても(負荷の面で)良い」という意見も。

また、埼玉県では条例施行直後はエスカレーターを歩く人が大幅に減ったものの、施行から2年で歩く人が元の水準にまで増えたとの報道から、「規定はつくるけど守る人は少ないんだよね」というコメントを残す日本在住のユーザーも見られた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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