チャン・イーモウ（張芸謀）監督の映画「堅如磐石」（Under the Light）の興行収入が9日に10億元（約203億円）を突破し、映画監督の興行収入ランキングで4位に浮上した。

チャン・イーモウ監督の最新作「堅如磐石」は、ある警官が巨大利権に絡んだ殺人事件に挑む現代クライムサスペンス作品。国慶節（建国記念日）の大型連休を控える9月28日に公開をスタートし、公開12日目の10月9日に10億元を突破した。

これにより、これまでの公開作品の興行収入累計が113億元（約2300億円）を突破し、中国映画市場における映画監督の興行収入ランキングで4位に浮上した。なお、トップはツイ・ハーク（徐克）監督の146億900万元（約2970億円）、2位はチェン・スーチェン（陳思誠）監督の122億500万元（約2480億円）、3位はダンテ・ラム（林超賢）の117億6800万元（約2400億円）となっている。

チャン・イーモウ監督は今年、春節（旧正月）に公開された時代劇映画「満江紅」が興行収入45億元（約915億円）に達し、中国映画市場の歴代ランキングで6位に入るメガヒットを記録。「堅如磐石」は最終的に15億元（約305億円）を突破するとも予想されており、さらに記録的なヒットを重ねている。（Mathilda）