中国・江西省の高速道路の料金所近くで2日、飲酒運転の検問に引っかかった男性ドライバーが5000元（約10万円）をあげるからと警察官らに許しを求めた。中国紙・環球時報が伝えた。

報道によると、同日午後10時38分ごろ、都昌と九江を結ぶ高速道路の料金所近くで男性が運転する車が交通警察に止められた。男性がアルコール検査を受けると、基準値を超える125mg/100mlの結果が出た。

すると男性は警察官に「お兄さん、お願いしますよ。融通を利かせてもらえませんか」と直談判。声をひそめて「今皆さんに5000元をお渡しするんで…」と頼むも、警察官から「5万元（約100万円）でもダメだ！」と一喝された。

この一部始終は警察官が装備していたボディーカメラに収められていた。

中国のネットユーザーからは「警察のカメラにしっかり記録されちゃってる（笑）」「もっと端の方に連れて行ってこっそり交渉しなきゃ」「そんな堂々と頼んじゃだめ。警察官はカメラが作動してるんだから（話に乗ってこない）。もっとこっそりやらなきゃ」「5万元で試してみたらいい。警察官はカメラのスイッチを切るかも」「500万元（約1億円）ならいけたな」といったコメントが寄せられた。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) October 4, 2023