中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会（杭州アジア大会）の陸上競技で、日中韓の3選手が並んで会場を後にする映像が中国のインターネット上で話題になっている。

中国メディアの中国新聞網は2日に行われた陸上男子1500メートル決勝のレース後、日中韓3カ国の選手が互いにねぎらいながら退場したと報道。日本の河村一輝、中国の劉徳助（リウ・ダージュー）、韓国のパク・チョンハクが互いに声を掛け合い、3人並んで歩く映像を掲載した。

なお、同レースで河村は3分44秒71 の9位、劉は3分41秒73の6位、パクは3分46秒25の10位だった。

中国のSNS・微博（ウェイボー）では「中日韓3カ国の選手が互いにねぎらいながら会場を後に」がトレンド入り。

ネットユーザーからは「これこそスポーツのあるべき姿」「スポーツではやっぱりこういう光景を見たい」「良いこと。スポーツは楽しまないと」「いい。ギスギスした雰囲気よりずっといい」「何とも言えず感動。世界に温かさがあふれますように」「スポーツに国境なし」「国同士もこうあるべき」など、好意的なコメントばかりが寄せられている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) October 4, 2023