Record China 2023年10月4日(水) 11時0分
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中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)女子サッカー準決勝で中国が日本に3-4で敗れたことが、中国で波紋を広げている。
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3日に行われた試合で、日本は12分に中嶋淑乃のゴールで先制。その後、同点に追いつかれるも、31分には谷川萌々子が勝ち越しゴールを奪う。さらに、35分に千葉玲海菜、43分に古賀塔子が追加点を挙げリードを広げる。後半に2点を奪われ詰め寄られるも何とか逃げ切り、4-3で接戦を制した。
この結果に、中国メディアの中国新聞網は「中国女子代表はいったいどうしたのか」との記事を掲載。「中国は数選手を除いてワールドカップ(W杯)時の主力メンバーをそろえたが、日本は若手中心で代表初選出の選手が半数を超え、平均年齢は21.6歳と『2軍』と言えるメンバーだった」と伝えた。
同じく中国メディアの澎湃新聞も「チームの中でW杯に出場したのは1人だけ」と題し、「今回の日本チームは非常に若く、ちまたでは『2軍』、ひいては『3軍』とも呼ばれていたが実際そうだった。21人の選手の中で先の女子W杯に出場したのは1人だけ。7人がU-20(20歳以下)で、21人中16人が代表経験がなかった」と報じた。
中国のサッカー専門メディア・射門中国は「力の差を直視せよ!中国は金メダルに届かず」と題し、「日本は主力が不在で若手中心だった。しかし、試合では中国は局面でその相手を上回れなかった。中国は前半にディフェンスラインが崩壊し、混乱。日本は前半で試合を終わらせたと言っていい」とし、「中国は後半に2点を返したが、技術や戦術面で明らかに日本に劣っていた。日本の3軍チームにだ。その差は小さくない」と評した。
試合後、中国代表の水慶霞(シュイ・チンシア)監督は「残念ながら勝てなかった。私に大きな責任がある。スコアは僅差だったが、この差が多くの問題を表している。前半のスコアは予想していなかった。サッカーの試合には多くの変化がある。攻守の切り替えの中で焦りがあった。前半は固さがあって動きが悪かったが、後半はメンタルを調整して良くなった」とコメントした。
中国のネットユーザーからは「日本の2軍とも言えないようなメンバーを相手に(中国は)最強布陣で負けた」「前半はひどかった。あれでは後半にどう頑張っても追いつくのは難しい」「女子代表が男子代表化(常に成績が振るわないことをやゆされている)した?」「まあ少なくとも男子代表の試合よりは面白かったけど」「(日本の)大学生にも勝てないんじゃ、もう何も言うことはない」といったコメントが寄せられた。
なお、日本は6日に行われる決勝で北朝鮮と対戦する。(翻訳・編集/北田)
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