中国・杭州市で開催中の第19回アジア競技大会（杭州アジア大会）のバスケットボール男子の中国対韓国の試合で両チームの選手が小競り合いを起こした。

3日に行われた準々決勝の第3クオーターで、ボールを保持した韓国選手とディフェンスに行った中国の趙継偉（ジャオ・ジーウェイ）の腕が絡まるような形でもつれた。趙がやや乱暴に腕を振りほどこうとしたことをきっかけに両チームのにらみ合いに発展、会場からは韓国への大ブーイングが起きた。審判は双方にアンスポーツマンライクファウルの判定を下した。

中国のスポーツメディア・咪咕のバスケットボール専門アカウントは「韓国選手が自分から趙継偉の腕を挟み、双方は衝突しそうになった。（韓国選手の）腕はクリーンではない（怒）」とつづり、問題のプレーを紹介している。

中国のネットユーザーからは「韓国人は汚いとはっきり言っては？」「韓国にクリーンな選手がいたっけ？」「やはり韓国だ」など感情的に韓国側を非難する声が上がる一方、「写真を見ると趙の方が相手の腕を挟んでいるような（笑）」「趙継偉のファウルが先」「汚いのは趙継偉」「これは韓国選手の間違いではない。もし相手がレブロン・ジェームスならバスケットカウント取られてるぞ」との声も上がっている。

なお、試合は84-70で中国が勝利した。（翻訳・編集/北田）