今夏ヒットしたファンタジー時代劇ドラマ「長相思」でブレークしたドン・ウェイ（鄧為）が、最新作「雲秀行」で悪役を演じ注目されている。

「長相思」に出演した28歳の俳優ドン・ウェイは、ドラマのヒットと共に人気が急上昇。先月、スキンケア用品の米ブランド・スキンシューティカルズ（Skinceuticals）がアンバサダー起用を中国のSNS・微博（ウェイボー）で公開すると、発表から2時間で同ブランド商品の販売額が3000万元（約6億円）に達したことも話題になった。

ドン・ウェイは現在、今年6月にクランクインした時代劇ドラマ「雲秀行」を撮影中。女優リー・イートン（李一桐）、同じく今夏の時代劇ドラマ「蓮花楼」で人気を集めた俳優ツォン・シュンシー（曾舜晞）が主演し、ドン・ウェイが演じるのは悪役の「茶朔洵」と紹介されている。「茶朔洵」は原作小説では登場回数が少ないものの人気が高く、非道な手段を使う邪悪な人物ながらも、ヒロインのために愛に殉じるキャラクターとなっている。

中国のSNS・微博（ウェイボー）ではこのほど、リー・イートンとドン・ウェイが演じるキスシーンを撮った動画が投稿され、トレンドランキングで上位に登場。なお、中国ドラマでは撮影現場で盗撮行為が横行し、そこから生まれた写真や動画が「路透」と呼ばれているが、「雲秀行」の「路透」に登場するのはほとんどがリー・イートンとドン・ウェイで、主役のツォン・シュンシーを上回るドン・ウェイの人気を示している。(Mathilda)