中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）は、関係部門の審査と承認を経て、「アジア競技大会eスポーツ競技制作規範」を20日に発表しました。これは中国初のeスポーツ競技制作基準です。

第19回アジア競技大会は23日に浙江省杭州市で開幕します。eスポーツは正式な競技種目とし初登場し、今大会の最大の特色の一つとみられています。

同基準は、eスポーツ競技の専門技術や実践の経験、総合的成果を踏まえて制作されたもので、アジア大会eスポーツ競技番組の撮影と制作技術についての要求を規範化し、撮影と制作プログラムの指針となります。具体的な内容として、カメラの位置設定、映像・音声信号の制作、オンラインのタイアップ、スローモーションの制作、競技データの制作、番組信号の送受信と放送、競技内容のメーキング制作、eスポーツ競技のプログラム、リハーサルの実施、オンエアの安全保障、トラブルなど緊急事態の対応と処置などが盛り込まれています。（提供/CRI）