「日本には入国できたのに」=“4ページ少ない”パスポートでタイに入国拒否される―台湾メディア

Record ASEAN    2023年9月20日(水) 11時0分

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台湾メディアの今周刊は、タイを訪れた台湾人観光客が入国を拒否される事例があったことを伝えた。写真はバンコク スワンナプーム国際空港。

台湾メディアの今周刊は、タイを訪れた台湾人観光客が入国を拒否される事例があったことを伝えた。

報道によると、今月16日、タイ・バンコクに到着した台湾人観光客の女性が職員からパスポートは無効であり、入国させることはできないと言われた。原因はパスポートが「4ページ足りない」ことだったという。

女性によると、足りない「4ページ」は子どもが遊んでいた際に誤って破ってしまったのだという。ただ女性は「日本に行った時にはこのパスポートで問題なく入国できた」としたほか、タイ当局からこのパスポートでビザも発給されていると主張した。

しかし、この主張は認められず、1090バーツ(約4500円)を支払って拘留所に泊まるか、2500バーツ(約1万円)を支払って空港内で一夜を明かすよう求められ、女性は仕方なく後者を選んだ。その間ずっと監視され、翌日の便で帰国したという。

記事によると、2017年3月にもある台湾人旅行者が3ページ破れたパスポートを所持してマレーシアに入国しようとしたところ制止され、スマートフォンを没収されたり金銭を要求されたりし、35時間後に送還される事例が起きていた。

台湾外交部の領事事務局は「パスポートは51ページあり、1ページでも欠けてはいけない。また勝手に判を押したり破いたりしてもいけない。パスポートの毀損(きそん)が原因で旅行者が国外に留め置かれるケースが起きている。汚損や毀損がある場合は交換申請をしてほしい」と呼び掛けているという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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