<期限切れ肉問題>ヤムブランズもOSIグループとのグローバルな提携終了―中国メディア

Record China    2014年8月1日(金) 23時9分

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1日、ヤムブランズは米国証券取引委員会(SEC)に退出した定例報告文書の中で、OSIグループとのグローバルな提携関係を「速やかに終了した」ことを明らかにした。資料写真。

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2014年8月1日、新京報によると、有名ファストフードチェーンのケンタッキーピザハットの親会社ヤムブランズは米国証券取引委員会(SEC)に退出した定例報告文書の中で、OSIグループとのグローバルな提携関係を「速やかに終了した」ことを明らかにした。

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海外メディアの報道によると、ヤムブランズが米国時間の30日に発表したテレビコメントによれば、OSIグループ傘下の中国のサプライヤーが肉製品の不適切な処理を行ったことが明るみに出た後、ヤムブランズが運営する中国のケンタッキーおよびピザハットの既存店売上高は、過去10日間にわたり「明らかにマイナス」になるという打撃を受けた。

ヤムブランズにとって中国は1番目の市場だ。第2四半期(4−6月)の財務報告によると、ヤムブランズの営業収入の半分以上は中国で生み出されたもの。6月末現在、中国にある店舗数は6387店、このうち4600店を数えるケンタッキーの店は13年の売上総利益への貢献度が35%に達した。

同報告によると、ヤムブランズの4−6月の当期純利益は3億3400万ドル(約334億円)で、前年同期の2億8100万ドルから19%増加し、業績は前年同期を上回った。

13年は鳥インフルエンザの流行に加え、一連の食品の安全性をめぐる問題により、ヤムブランズの中国での売上高は深刻な打撃を受けた。13年4−6月には中国業務の既存店売上高は同20%減少と大幅に低下した。最近は中国での製品ラインを調整し、より多くの顧客を呼び込もうとしている。

ヤムブランズは今回の報告文書の中で、(今回の事件の)売上高に対する影響が続けば、通年の1株あたり利益に実質的な影響を及ぼすことになると指摘した。

公開された情報によると、OSIグループ傘下の上海福喜食品はマクドナルド、ケンタッキー、ピザハット、スターバックス、パパジョンズ、吉野家、ディコスなどの外食産業16社に原材料を提供している。現在、ヤムブランズ傘下のケンタッキー、ピザハット、東方既白を含む5社がOSIグループ中国法人との提携関係を終了したことを明らかにしている。

現在、OSIグループとの提携関係を停止している企業は次の通り。

▽7月23日、ヤムブランズ(傘下のケンタッキー、ピザハット、東方既白を含む)がOSIグループ中国法人との提携を終了。

▽7月28日、マクドナルドがOSIグループの中国エリアのすべての直営企業・合弁企業との提携を終了。

▽7月30日、バーガーキングがOSIグループの中国エリアのすべての直営企業・合弁企業との提携を終了。

▽7月31日、ヤムブランズが世界規模でOSIグループとの提携を終了。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/TF)

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