日本に代わって韓国が浮上、中国人に人気の国慶節連休中の海外旅行先―中国メディア

Record Korea    2023年9月10日(日) 18時30分

拡大

中国では9月29日から10月6日までの国慶節連休とその前後の期間中の人気の海外旅行先として、日本に代わって韓国が浮上している。

中国メディアの北京商報によると、中国では9月29日から10月6日までの国慶節連休とその前後の期間中の人気の海外旅行先として、日本に代わって韓国が浮上している。

旅客機利用の関連情報を提供する航旅縦横によると、現在の航空券の予約状況で、国慶節連休中の人気の海外渡航先はソウル、香港、東京、大阪、バンコク、シンガポールマカオ、台北、ロンドン、シドニーの順だ。中国最大の旅行プラットフォーム「携程(Cトリップ)」によると、北京-ソウルの往復航空券は9月15日金曜日出発の場合は1953元(約3万9000円)だが、9月29日金曜日出発の場合には5373元(約10万8000円)に達した。

韓国旅行に人気が出ている理由は、比較的近くで航空運賃が比較的安価なことにあるという。韓国国内の旅先としては、ソウル以外に済州島への人気が高いという。衆信旅遊集団の広報担当マネージャーの李夢然氏は、済州島の場合にはビザ不要で渡航でき、5年間有効のビザを申請することもできると指摘。手続きが簡素であることも、中国人観光客を引きつける理由の一つという。

韓国政府は中国を観光客の重要な「供給源」とみなしており、さまざまな施策を行っている。韓国政府・文化体育観光部は9月4日に、年末までに中国人観光客に対する電子ビザ発行手数料を無料化すると発表した。同部はまた、中韓の航空便を増やすことなどで、年内に中国人客200万人に呼び込む計画を発表した。

北京商報によると、今年の国慶節連休中には、海外旅行先が分散する傾向も見られる。衆信旅遊集団の李夢然マネージャーによると、「国慶節期間中のブルネイへのツアーの集客スピードは速かった。このほか、南アフリカ、エジプト、チュニジア、モロッコなど、よりニッチな目的地についての問い合わせが非常に多かった」と説明した。

中国国内の旅先としては、9月23日から10月8日までアジア競技大会が開催される浙江省杭州市の人気が上昇している。オンライン旅行代理店の去哪児によると、国慶節連休中の中国国内の人気旅先トップ10は、北京、杭州、成都上海長沙重慶西安武漢、南京、広州の順だった。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携