人民網日本語版 2023年9月8日(金) 14時30分
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中国国際サービス貿易交易会が6日、閉幕した。
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「開放により発展をリード、協力により未来を共に勝ち取る」をテーマとした2023年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が6日、閉幕した。前回に続き、今回も開放拡大、協力深化、イノベーション牽引の3大プラットフォームの機能が最適化され、グローバル経済の発展に新たな原動力をもたらすイベントとなった。
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今回の交易会には、世界初公開の新製品が数多く登場した。約60の企業・機関が人工知能(AI)、フィンテック、医療・ヘルスケア、文化・クリエーションなどの分野で一連の新製品と新技術を初公開し、業界のイノベーションの流れをリードした。
AIを活用して新しいコンテンツを作成する生成AIが世界に広がり、各産業・各業界を再編しており、サービス貿易分野も例外ではない。展示会場を巡ると、AI生成コンテンツ(AIGC)により生まれた新製品や新応用を至る所で目にした。
今回の交易会は技術の商用化推進を加速する役割も果たした。会場に展示された「目新しいもの」から暮らしの中の「日常品」となり、サービス貿易分野の新技術・新応用が展示品から実際の生活シーンへと向かう動きが加速している。
「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」が「中国智造(中国のスマート製造)」へステップアップし、「中国のサービス」もモデル転換と高度化を加速させている。デジタル化、スマート化、グリーン化を特徴とした知識集約型の「中国のサービス」は、今や中国サービス貿易の質の高い発展の新たな原動力になりつつある。
山東省の油圧ショベル、浙江省のヨガウェア、広州市のキッチンツールなど、ますます多くの輸出企業が貿易デジタル化の力を借りて「家にいながら世界に商品を売る」を実現させている。
中国商務部によると、今年1-7月には、知識集約型サービスの輸出入額が前年同期比で11.7%増加し、サービス貿易輸出入総額に占める割合が43.2%に達して、同1.4ポイント上昇した。
対外経済貿易大学国家対外開放研究院の陳建偉(チェン・ジエンウェイ)准教授は、「知識集約型サービス貿易の割合の上昇は、中国のサービス貿易がバリューチェーンのミドル・ハイエンドへ進み、サービス貿易構造が最適化・高度化を続けていることを示す」と指摘している。
6日正午の時点で、今回の交易会の来場者は累計約28万人に達し、締結された成果は1100件を超え、国際的な参加率と影響力がさらに高まった。
今回は80を超える国と国際機関が政府や本社の名義で出展し、イベントを開催した。出展した世界トップ500企業と各業界のリーディングカンパニーは500社以上に達し、会場で出展した企業の国際化率は20%を超えた。サービス貿易の発展は「門を閉ざして車を作る」ような自国だけで完成するものではない。今回の交易会では、「国際化」の特徴がこれまで以上に際立っていた。
今回の交易会では、中国内外からの来賓がサービス貿易の円滑化、「一帯一路」(the Belt and Road)協力、科学技術イノベーション、文化観光の新業態といった最先端の注目点について検討と意見交換を行い、開放協力とチャンス共有に向けた各方面の積極的な姿勢がよくうかがえる場となった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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2023/9/7
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