2014年7月31日、中国紙・四川日報によると、四川省成都市の空港で15日、他人のパスポートを悪用し、外国人を装って出国しようとした中国人の男が逮捕された。

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15日、髪の毛とヒゲが黄色くてでっぷりと太った男が成都空港の出国審査場に現れた。パスポートの写真と明らかに違う顔の男に、審査官は中国語で質問。すると男は中国語が分からない素振りを見せた。そこで今度は英語で質問したところ、男はカタコトの英語をしゃべった。

審査官の厳しい追及で、男はすっかり観念。自分は四川省の出身で、密航をたくらんでいたと自供した。パスポートはお金を支払って他人のものを手に入れたという。髪の毛とヒゲは黄色く染め、さらにパーマをかけて外国人になりすました。英語も日常会話を少し勉強したというが、審査官の厳しい目を欺くことはできなかった。（翻訳・編集/本郷）