プーチン氏「アジアは世界の政治経済の中心地に、露は中国語などアジア言語の学習を拡大すべき」

Record China    2023年9月3日(日) 22時20分

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ロシアのプーチン大統領は1日、学校の新学期開始を記念するイベントで「世界の政治と経済の中心地は徐々にアジアに移っていくだろう」との認識を示し、ロシアは中国語などアジア言語の学習を拡大すべきだと語った。

中国メディアの観察者網によると、ロシアプーチン大統領は1日、学校の新学期開始を記念してモスクワで開催されたイベントで、「世界の政治と経済の中心地は徐々にアジアに移っていくだろう」との認識を示し、ロシアは中国語などアジア言語の学習を拡大すべきだと語った。

プーチン氏は、会場の学生30人に対し、「アジア諸国の発展のペースを考慮すると、世界の経済的、政治的活動の中心地は徐々にこれらの地域に移っていくだろう」とし、「それは絶対的に客観的で避けられないプロセスだ」と語った。

プーチン氏は、サルコジ元フランス大統領の最近の論文を引用し、「2030年には、アフリカの人口が25億人にまで増えるの対し、欧州の人口はわずか4億3000万人から4億5000万人だ。アジアはどうか。中国には15億人、インドにも15億人、インドネシアには3億人がいるだろう」とし、「これらは世界の政治情勢とはまったく関係のない客観的なプロセスだ」と強調した。

ロシアで中国語を学ぶ人の数は、1997年の約5000人から、2007年は1万7000人、17年は5万6000人へと増加傾向にある。中国語学習者の39%が大学、31%が小中学校、25%が語学クラス、5%が孔子学院で学んでいる。孔子学院とは、中国政府が世界各国の大学などと提携してその地に設立する中国語・中国文化教育機関だ。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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