習近平国家主席は1日午後、北京市内の人民大会堂で、中国を公式訪問中のベナンのパトリス・タロン大統領と会談しました。両首脳は、中国とベナンが戦略的パートナーシップの構築に合意したと発表しました。

習主席は会談の中で、中国式現代化の本質的な内容について説明し、中国が西側と異なる現代化の道を歩んでいることを強調するとともに、最も重要なのは一貫して中国の国情に立脚し、国情にかなった中国の特色のある社会主義の道を歩むことだとしています。

習主席は、「ベナンが自国の実情にかなった発展の道を自主的に模索し、『ベナンの台頭』というビジョンの早期実現に取り組むことを支持し、ベナンと国政運営に関する経験交流を強め、改革と発展の経験を分かち合い、互いに支持しあい、共同の発展と振興を実現していきたい」と表明しました。

習主席はまた、「ベナンを含むアフリカの仲間と共に、中国・アフリカ協力フォーラムで達成した合意をしっかりと実行に移し、『一帯一路』共同建設イニシアチブ、グローバル発展イニシアチブとアフリカ連合（AU）の『アジェンダ2063』およびアフリカ各国の発展戦略との密接なマッチングを推進し、アフリカの経済回復と持続可能な発展の実現を支持し、手を携えて新時代の中国・アフリカ運命共同体を構築していく」と述べました。

タロン大統領は、「習主席が打ち出したグローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを支持している」とし、中国と緊密に意思疎通を図り、協力して、「一帯一路」共同建設、人類運命共同体の構築を積極的に推進していきたいと表明しました。（提供/CRI）