観光客2人がパンダ基地を永久出禁に、何をした?―中国

Record China    2023年8月29日(火) 23時0分

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27日、人民日報は、四川省成都市のジャイアントパンダ繁殖研究基地で、モラルに欠ける行動をしたとして観光客2人が永久出入り禁止処分を受けたと報じた。

2023年8月27日、人民日報は、四川省成都市のジャイアントパンダ繁殖研究基地で、モラルに欠ける行動をしたとして観光客2人が永久出入り禁止処分を受けたと報じた。

記事は、同基地が26日、観光客2人のモラルに欠ける行動に関する通知を発表したと紹介。1人目は39歳の男性で、26日に同基地を参観した際に幼いパンダに向かってタケノコを投げて食べさせようとして係員に静止されたとし、この男性を「モラルに欠ける参観およびパンダへの危害」理由に同基地の終身参観禁止処分にしたと伝えた。

また、2人目は51歳の女性で、26日に基地内でパンダに向かって落花生を投げようとしてやはり係員に制止されたと紹介。1人目男性と同じ理由で、やはり同基地内の終身参観禁止処分となったことを紹介した。

記事は、パンダ基地を参観するに当たってやってはいけない行為として、餌を与えない、物を投げない、大きな声を出さない、ガラスをたたかない、撮影時にフラッシュをたかない、ごみをポイ捨てしない、木の枝を折ったり草木を摘んだりしないという8点を挙げて注意を呼び掛けている。

この件について、中国のネットユーザーは「モラルをもって、パンダを鑑賞しよう」「モラルのかけらもない人間は、永久出入り禁止にして当然。良いと思う」「なんといってもパンダは国宝なのだから」「この歳になっても物事の分別がつかないとは……」「至るところで注意喚起されてるのに、それでもやる奴がいるなんて」「すべての動物園で出入り禁止にすべきだ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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