中国で最も有名な柴犬が亡くなる=中国ネット「また会おう」「君は楽しみの源」

Record China    2023年8月21日(月) 21時30分

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20日、中国で最も有名といわれる柴犬「Balltze」が亡くなったとして中国ネットの注目を集めた。

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2023年8月20日、中国で最も有名といわれる柴犬「Balltze」が亡くなったとして中国ネットの注目を集めた。

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Balltzeは香港で飼われていた柴犬で、17年ごろからネット上でミーム「Cheems」が作られたことから知名度が上がり、まるで何かを憂いている表情が人気を集め、ネットユーザーに愛される存在となった。

日本のネット上でも柴犬のミームはたびたび話題となっている。13年ごろに流行した「Doge」のミームの元ネタは日本のあるブロガーが飼っている「かぼす」、16年ごろにネット掲示板・5chで流行した顔が腫れて目が小さくなってしまった「Copper」(飼い主は米国在住)など、柴犬は日本のみならず、世界のネット上に影響を及ぼすことも少なくない。

Cheemsはかぼすとコラボレーションされたミーム画像も存在し、この画像は英語で「Buff Doge vs Cheems」、中国語では「肌肉柴和小廃柴」(マッチョ柴犬としょんぼり柴犬)と呼ばれ、一躍有名となった。また、中国のSNS・微博(ウェイボ―)やチャットアプリ・微信(WeChat)では横目で何かを見つめる柴犬の絵文字がプリセットとして用意されている。この絵文字は「狗頭(犬の頭)」とも呼ばれ、中国のネット上で代表的な絵文字の1つとなっている。

Balltzeの飼い主によると、Balltzeは18日の朝に胸腔の手術を受けたが、その過程で亡くなったという。また、「本来であればこの手術を終えた後に化学療法やその他の治療を検討していたが、手遅れになってしまった」とも発信した。

この知らせは微博でトレンド入りし、中国のネットユーザーからは「驚いたよ。すごく好きな子だった」「ありがとう」「また会おう。安らかに」「たくさんの楽しみをもたらしてくれてありがとう」など、追悼のコメントが寄せられた。

さらに、「Cheemsはネットユーザーの楽しみの源泉となっていたし、みんな君のことをずっと忘れないだろう。あっちの世界でも楽しく暮らしてほしい。たくさんの友達と遊んで、たくさんおいしいものを食べてほしいな」「ちょうど昨日いろいろ調べていて、今日こんなニュースを見かけたからびっくりした。受け入れられない(涙)」「みんな君を忘れることもないし、永遠に離れることもない。君は本当に多くの人の記憶に刻まれた存在だ」などのコメントを残すユーザーもいた。(翻訳・編集/柳朱音



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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