中国外交部の汪文斌報道官は17日の定例記者会見で、中国・南アジア博覧会に関する状況を紹介し、「博覧会は中国と南アジア、さらには世界各国との交流と協力を促進する華々しいプラットフォームになった」と述べました。

汪報道官によりますと、今回の中国・南アジア博覧会のテーマは「団結協力、共同発展」で、85の国や地域、国際機関の代表が集い、3万社以上の出展者がオンラインとオフラインで参加しました。中国共産党中央政治局委員、中央外事活動委員会弁公室主任を務める王毅氏が博覧会の開幕式に出席し、式辞を述べました。王政治局委員はまた、招きに応じて博覧会に出席するため中国を訪れたスリランカのグナワルダナ首相、ラオスのパニー国家副主席、ネパールのヤダブ副大統領、ベトナムのチャン・ルー・クアン副首相とそれぞれ会見しました。

王政治局委員は式辞の中で、中国と南アジア諸国の協力を深めることについて、戦略的な相互信頼を深め、相互接続を強化し、貿易協力を拡大し、人的往来と文化交流を強化するという4点を提案しました。

会見した各要人は、南アジア諸国が中国との質の高い「一帯一路」の共同建設を積極的に推進し、大きな成果を収めたと表明し、今回の博覧会のテーマは時代の流れに沿い、南アジア諸国が中国の発展の『急行列車』に乗ることを支援していると表明したということです。

汪報道官はさらに、「会議に参加した各国・地域が博覧会を通じてより多くの協力のチャンスを掘り起こし、より多くの協力の成果を実らせ、共にアジアの発展と振興を推進していくことを信じている」と述べました。（提供/CRI）