Record China 2023年8月15日(火) 12時0分
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日本で生涯子どもを持たない女性の割合が最大で42%、男性では50%に達する可能性があるとの報道が、中国でも注目を集めている。
鳳凰網など複数の中国メディアが14日、日本経済新聞(中国語版)の報道を引用して伝えたところによると、国立社会保障・人口問題研究所の推計で、2005年生まれ(23年に18歳になる)の女性が50歳になった時に子どもがいない割合が、最大で42%になるとされた。男性では最大で約5割に上るという。
これは先進国の中でも突出した水準だといい、同記事は「子どもを持たない人の割合が増加すれば少子化、人口減少を招くだけでなく、家族で支え合うことを前提とした社会保障制度も変化を迫られることになる」と指摘している。
鳳凰網の記事は「人口学では50歳の時点で子どもがいない女性は『生涯無子(チャイルドレス)』とされる」と説明。「男性は女性に比べて生殖期間が長いため年齢で生涯無子を判断することは難しいが、多くの国では男性が子どもを持たない割合は女性よりも高くなっている」と伝えた。
この話題について、中国のネットユーザーからは「考え方が先を行っていることの表れ。先進社会が必ず通る道」「日本だけでなく先進国はどこも同じだろう」といった声や、「日本は東アジア3カ国で出生率が最も高い。ということは…」「中国もすぐに追いつくよ」「『チャイナ・スピード』を見せつける時が来た(笑)」「東アジア3カ国は一緒に消滅する」といった声が寄せられた。
また、一人っ子政策(産児制限)時の「少生優生、幸福一生」(少なく優れた子を産み一生幸福)というスローガンをもじった「少生不生、幸福一生(少なくあるいは産まずに一生幸福)」とのコメントや、「自分の生活だけでも苦しいのに、結婚して子どももなんて」「子どもや孫がいるのは幸せだけど、私は自分の幸せを享受したい」「自分が快適に過ごせればそれでいい」とのコメントにも共感が集まっている。(翻訳・編集/北田)
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