サッカー女子中国代表に不協和音、W杯で一部選手がウオーミングアップの指示を拒否―中国メディア

Record China    2023年8月9日(水) 13時0分

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中国のサッカー専門メディア・射門中国は8日、サッカー女子中国代表のチーム内に不協和音が渦巻いていると報じた。

中国のサッカー専門メディア・射門中国は8日、サッカー女子中国代表のチーム内に不協和音が渦巻いていると報じた。

オーストラリアとニュージーランドで開催中の女子ワールドカップ(W杯)で、中国はイングランドに1-6で大敗するなど振るわず、グループリーグ(GL)で敗退した。アジアカップで活躍した肖裕儀(シャオ・ユーイー)はSNSで今大会では出場機会がないことに不満を漏らしていた。敗退後には別の選手がチーム批判とも受け取れるコメントを発したことも物議を醸した。

中国代表はいったん解散した後、9月の杭州アジア大会へ向けた合宿で再び集まる。記事はアジア大会について「史上最多の17チームが出場予定。地の利がある中国は、モンゴル、ウズベキスタンと共にA組に入っており、GL突破に大きな問題はない。日本はBチーム(控えメンバー中心)で臨むと見られ、オーストラリアは出場しない。中国にとっては韓国と北朝鮮が主なライバルとなるが、今大会の日本の活躍を見ればBチームであっても十分に注目に値する」と評した。

一方、中国メディアの毎日新報によると、女子中国代表を率いる水慶霞(シュイ・チンシア)監督のW杯での采配が論争を引き起こしたこともあり、今回のW杯に出場した選手の中には杭州アジア大会を欠場する選手もいるとのこと。同記事によると、W杯期間中に起用法に不満を抱いた一部選手がウオーミングアップの指示を拒否するなど、首脳陣と激しく対立したことがあったという。

記事は、「水監督は経験の浅い『新人』であることは確かだが、すぐに後任を探すのは難しい状況だ」とし、「彼女は学習し総括する能力が非常に高い人物。W杯での失敗の教訓をくみ取り、杭州アジア大会に活かしてくれると信じている」と結んだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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