<世界水泳>メダルランキングのルール無視、意地でも米国を1位にしたい米メディア―中国メディア

Record China    2023年8月1日(火) 18時0分

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30日、観察者網は、福岡で開催された世界水泳選手権について、米国メディアが自国を1位となるようにメダルランキングを「改ざん」して紹介していたと報じた。

2023年7月30日、観察者網は、福岡で開催された世界水泳選手権について、米国メディアが自国を1位となるようにメダルランキングを「改ざん」して紹介していたと報じた。

記事は、福岡で開かれた世界水泳選手権が7月30日に閉幕し、公式サイトのメダルランキングでは中国が金メダル20個で1位となり、同15個のオーストラリアが2位、同7個の米国が3位となったことを紹介した。

その上で、米放送局NBCが大会第6日の28日に表示したリアルタイムのメダルランキングでは、この時点で金メダルがわずか3個だった米国が、同10個のオーストラリア、5個の中国を上回り1位と表示されていたことを指摘した。

そして、NBCが発表したランキングは飛込やアーティスティックスイミングといった競泳以外の競技を排除した上、メダルランキングの国際的な慣例となっている「金メダルの数により順位を決定する」というルールを無視して金、銀、銅の合計メダル獲得数で順位を付けていたと説明。「このようなマジックにより、米国をトップに立たせることに成功させたのだ」と伝えた。

記事は、オーストラリアのニュースサイトNews.com.auがこのことを指摘し「米国の行動は、米国人が敗北を受け入れられないことの表れ」と報じたほか、メルボルンの芸術家であるカラム・ショー氏も「大部分の米国人はデータというものを理解していないため、たとえ米国が実際に1位でなくても自信満々でいられる」と批判したことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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