台湾の俳優ジェリー・イェン（言承旭）が中国のリアリティー番組で、長期間にわたって仕事を入れず完全にオフの時間をつくった心境を語っている。

ドラマ「流星花園～花より男子～」で誕生した人気ユニットF4出身としても知られるジェリー・イェンは今年、「運命のキスをお願い！」（我好喜歓你）から2年ぶりとなる主演ドラマ「夏花」が騰訊視頻（テンセント）で配信された。

中国のリアリティー番組「心動的信号」でこのほど、ジェリー・イェンが過去にあった長い空白期間について初めて言及。1～2年にわたって仕事を入れなかった時期があり、「何となく自分の未来が見えづらく思い、自分と対話がしたかった」と、その期間に勉強に集中していたことを明かしている。

また、「時には消耗され尽くすと、自分がカラカラに干からびた状態になってしまう」と、仕事を続ける中で実感した疲れを明かしたほか、「ある程度の年齢に達した時、人生を振り返ってみると仕事しかなかったとしたら、とても怖いことだと思う」と、これまでめまぐるしい時間の中で生きてきたことに触れ、現在の心境を語っている。

デビューから23年、今年46歳のジェリー・イェンが語った言葉には、「年齢的にも立ち止まって考える時間が必要な時かもしれない」「ちょうど人生の折り返し点で、今まで気づかなかった悩みや疑問を抱くのはよく分かる」などといった共感の声も視聴者から寄せられている。（Mathilda）