植民地時代から始まったといわれている香港競馬は、今も人々の生活にしっかりと根付いている。競馬シーズンは9月から翌年7月まで。シーズン中はハッピーバレー競馬場と沙田競馬場で週2回レースが行われ、盛り上がりを見せる。沙田競馬場で16日、今シーズン最後のレースが行われた。

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沙田競馬場でレースが行われる日のみ営業する馬場駅は、沙田競馬場と直結しているため、レース開催日には大勢の人が利用する。

16日は今シーズン最終日だったが、台風が接近し、レースの時間帯には台風シグナル3が発令された。雨がやむ時もあれば、時折強い風雨となる時間もあったが、そんな中でもレースは最後まで行われた。

午後4時の第1レースから始まり、午後9時20分の第11レースまで行われた。台風のため、屋外でレースを見る観客は少なめだったが、例年は相当な数の観客が押し寄せる。

そして無事に最終レースが終了し、7月中旬から次のシーズンが始まる9月までは競馬が休みとなる。この期間の香港は相当な暑さとなり、夏本番が訪れる。（提供/フライメディア）