韓国で女性教師が男子児童に暴行され大けが、「息子を差別したせい」と主張する両親に批判殺到

Record Korea    2023年7月20日(木) 21時0分

拡大

19日、韓国・ノーカットニュースによると、小学校6年生の児童が担任教師を暴行する事件が起きた。写真は韓国のパトカー。

2023年7月19日、韓国・ノーカットニュースは「小学校6年生の児童が担任教師を暴行する事件が起きた」と伝えた。

記事によると、ソウルの小学校で先月、6年生の担任女性教師が男子児童から数十回にわたり暴行を受ける事件が発生した。これにより女性教師は全治3週間のけがを負い、心的外傷後ストレス障害を発症した。

事件は女性教師が、「教育相談ではなく体育の授業が受けたい」と訴える男子児童を説得する中で起きた。女性教師は「(男子児童に)暴言を吐かれ、教科書や物を投げられたので『また暴言か』と叱ったところ、『それなら殴ってやろうか』と言われた」と当時の状況を説明した。女性教師が「また殴ったら訴える」と警告すると、男子児童は女性教師の顔や体に数十回にわたって暴行を加えた上、床に倒れた女性教師を足で踏みつけたという。

女性教師は3月にも、同じ男子児童から暴行を受けていた。今回の暴行時には命の危機も感じたという。同僚の教師は「教室には児童が数人いた」とし、「泣いている子もいて、鏡も割れていた」と説明した。

男子児童の両親は「息子はうつ病で薬を服用しているため気を遣ってくれと頼んでいたが、(女性教師が)息子を差別して叱ったために起きたこと」と主張し、女性教師と同僚教師らを教育庁に告発する考えを示しているという。

女性教師は男子児童を刑事告訴し、男子児童の両親を相手取り民事訴訟も起こす予定だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「両親は100回謝っても足りないくらいなのに、教育庁に告発するだと?」「両親はその女性教師がひどい暴行を受けるに値するほどの差別をしたと主張するのか?正常な親からでる言葉ではない。男子児童もそれくらいの暴行を日頃から受けているのでは?」「これは100%両親の問題。子どもは親の鏡だ」など、両親の対応を批判する声が多数上がっている。

その他「教師を守らず生徒らの人権ばかりを叫ぶ社会。それでは教師の数が減る一方で、まともな教育なんてできない」「なぜこんな児童を退学させられないのか。児童虐待法を間違って適用する国は韓国だけだ」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携