中国外交部の毛寧報道官は17日の定例記者会見で、ニュージーランド首相のインド太平洋地域に関する発言を受け、「中国はアジア太平洋の一員であり、地域の国々と共に、一貫して真の多国間主義を実行し、地域の平和と安定を維持していく。ニュージーランドを含む各国と共に、互いに尊重し合いながら対話と交流を行い、この地域の安定と繁栄のために役割を果たしたい」と表明しました。

毛報道官はまた、「台湾問題は中国の内政であり、台湾海峡の平和・安定を守る最も重要かつ鍵となるのは、一つの中国の原則を堅持することである」と強調した上で、現在、南海には何の問題も存在しておらず、関係国が南海の平和と安定を維持するための地域諸国の努力を尊重するよう希望すると指摘しました。（提供/CRI）