中国、麻薬密輸罪で邦人に死刑執行、5人目=日本国内では同情の声なし―華字紙

Record China    2014年7月27日(日) 12時19分

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26日、日本華字紙・中文導報によると、中国遼寧省大連市の拘置所で25日午前、麻薬密輸罪で死刑判決を受けた50代の日本人の男に対する刑が執行された。中国での日本人の死刑執行は5人目になる。写真は中国の麻薬取締官。

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2014年26日、日本華字紙・中文導報によると、中国遼寧省大連市の拘置所で25日午前、麻薬密輸罪で死刑判決を受けた50代の日本人の男に対する刑が執行された。中国での日本人の死刑執行は5人目になる。日本外務省によると、今年1月時点で麻薬絡みの事件で中国内で拘束されている日本人は44人。このうち、刑が確定している人は33人で、死刑判決が確定している人は25日に刑が執行された男を含めて2人、執行猶予のついた死刑判決が確定している人が6人いる。

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記事では、「日本人による海外での麻薬事件が急増する背景には、国内の麻薬常習者の増加と因果関係がある」と指摘。2009年の酒井法子の逮捕がアジアを震撼させたのに続き、ASKA(本名・宮崎重明)の事件にアジア各地のファンが「悲しみにうちひしがれている」と伝えた。

記事ではまた、「日本では麻薬逮捕者に死刑判決が出ることはなく、刑罰も軽く、犯罪者の更生に重点が置かれている」とも指摘。その一方で、「更生者は半数に満たないというデータもあり、危険ドラッグの使用者が絡む交通事故が相次いで起きていることから、日本国内では、海外で麻薬事件を起こした日本人に同情の声は出ていない」と伝えた。(翻訳・編集/NY)

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