2023年7月10日、中国メディアの頭条新聞は、江西省の観光地で行列に並んでいた観光客の間で乱闘が発生したことを報じた。

記事によると、同省にある武功山で9日、複数の観光客による乱闘事件が発生。発生当時の様子を撮影した動画では、身動きが自由に取れないほどの人だかりの中で数人の観光客が棒で殴り合ったり、柵を持ち上げて相手にぶつけようとしたりする様子が映っていた。

武功山風景区のスタッフは「ロープウェーを待つ行列に並んでいた観光客の間で個人的な理由から口論が発生し、やがてつかみ合いの乱闘になった。警備員が制止に入ったが収まらず、警察が介入した。週末で観光客が普段より多かったが、来場者は観光地の収容能力の上限には達していなかった」と語ったという。

観光地で起きた激しい乱闘に、中国のネットユーザーは「いったいどこの武闘グループの者だ？」「さすがは『武功山』だわ」「武功山にやって来るのだから、みんな武闘の名手なんだろうなあ」「こんなに暑いのに暴れまくって、疲れないのか？」「家でエアコンに当たっていたほうが幸せだわ」「野次馬にとっては、景色だけはなくて乱闘が見られてチケット代の元が取れたってところだろう」といったコメントを残している。（翻訳・編集/川尻）

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— 中国動画 (@RC00547555) July 10, 2023