Record China 2007年6月26日(火) 10時45分
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2007年6月23日、成都市のある駅で手荷物のなかに嬰児の遺体を入れて列車に乗ろうとした夫婦が逮捕された。X線手荷物検査で発見された遺体は生後7か月の女児だった。
2007年6月23日午前9時頃、四川省成都市の双橋子駅待合室は朝の混雑時を迎え、X線持ち込み荷物検査を受ける乗客は長蛇の列。荷物検査官はある袋に異常を発見した。モニターに小さな人間の骨格が映っているのだ。
検査官と駅保安員は持ち主の夫婦に荷物を開けるよう指示したが、夫婦はこれを拒否。駆けつけた警察官に促され開けたところ、嬰児の遺体が見つかり、その場で逮捕された。
供述によると、夫婦は江蘇省からの出稼ぎ労働者で、袋の中の遺体は夫婦の生後7か月になる次女。前日の夜、ベッドから落ちて頭部を強く打ち、これが原因で死亡したという。病院で遺体を受け取った夫婦は、故郷に帰って子供を埋葬しようと決意、今回の事件となった。
女児の死亡について事件性はなく、病院からの死亡証明書も届けられ、夫婦の身元も確かなものだった。だが、許可なき遺体の移送は「埋葬法」により違法行為である。(翻訳・編集/本郷智子)
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