中国の女優ディリラバ（迪麗熱巴）の後援会が26日、活動を一時中止すると中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で発表。事務所の対応をめぐってファンが不満をあらわにしている。

人気女優のディリラバは、昨年6月に主演ドラマのクランクアップ後、目立った活動がなく、さらにドラマ「ラブ・デザイナー ～恋のお仕立てはじめます～」で共演した俳優ホアン・ジンユー（黄景瑜）との交際の話題が浮上。一時は妊娠や極秘結婚のうわさも流れたが、4月に最新ドラマがクランクイン、先月末には主演ドラマ「公訴」がオンエアを迎え、活動再開を印象づけている。

ディリラバの所属事務所はこれまでホアン・ジンユーとの交際のうわさに無反応で、ディリラバが検察官役に挑戦した「公訴」は数字がふるわず、5月に参加したファッション誌主催のパーティーでは、ドレスが不評だったこともあり、最近ではこういったマネジメント面も含めて、事務所の態度にファンが不満の声を上げていた。

これに対してディリラバのマネジメント側は25日、ウェイボーに長文を投稿し、こういったファンの不満について、主な4項目への回答を公表。しかし、どの回答も非常にありきたりな表現で、ファンの不満を解消しようという姿勢が見られなかったことから、26日にはディリラバの後援会が活動の一時中止を発表。「問題を直視し、積極的に回答すべき」として、明確な説明を求めている。

これまで、ホアン・ジンユーとのうわさを否定も肯定もしない所属事務所の態度に、ディリラバのファンは不満を募らせていたが、それが一気に爆発した形に。また、28日にはエンタメ系のブロガーが、ディリラバとホアン・ジンユーそれぞれのSNSから、部屋の背景が酷似したショットがあることを報告し、2人の関係が再び注目の話題となっている。（Mathilda）