習近平国家主席は28日、福建省福州市で始まった中米民間友好フォーラム「鼓嶺の縁」に祝賀メッセージをおくりました。

習主席は「私は1992年、ガードナー夫人を（福州市にある避暑地の）鼓嶺に招待して、夫が夢見ていた『故郷に戻る』という願いを彼女が実現することを手伝った。あれから30年余りが経ったが、（米国の民間団体の）『鼓嶺の友』と両国各界の友好人士は『鼓嶺の歴史』を深く掘り下げ、その文化を積極的に広げるなどで、両国国民の相互理解と友好交流を深める努力を続けてきた」と指摘しました。

習主席は「鼓嶺の縁」への祝賀メッセージで「鼓嶺の友」の会員から書簡を受け取った喜びも伝え、「『鼓嶺の友』の歩みを通じて、両国民が異なる制度や文化、言語を乗り越えて友情を深めることが完全に可能であることが改めて証明された」と強調しました。

中米民間友好フォーラム「鼓嶺の縁」は中国人民対外友好協会と福建省人民政府の共催により、福建省福州市内で28日に始まりました。今回のテーマは「友情のたいまつを伝承し、美しい未来を共に切り開く」です。（提供/CRI）