アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」最終話が、中国のアニメファンの間でも大きな反響を呼んでいる。（※本記事はネタバレを含みます）

現在放送中のテレビアニメ「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴氏の漫画が原作。主人公の竈門炭治郎が、鬼にされた妹・禰豆子を人間に戻すために「鬼殺隊」に入隊し、仲間と共に鬼と闘う姿を描く。

18日に放送された「刀鍛冶の里編」最終話70分拡大版では、炭治郎が上弦の肆（し）・半天狗を討伐する様子や、鬼の始祖・鬼舞辻無惨の過去、炭治郎らが里を去る様子がアニメオリジナル描写も交えて放送された。

中でも、禰豆子が生還して炭治郎らと抱き合うシーンは中国でも感動を呼び、「爆泣き」「やっと、やっと光を見ることが来た（泣）」「これは泣く（涙）」「よかったね、よかったね（作中のセリフ）。私も泣いた、泣いた。禰豆子！！！！」「漫画読んでても大泣きしたところ（泣）」「兄と妹。本当に大変だったね」といった声が上がった。

また、中国のアニメファンの間では特に「刀鍛冶の里編」について、原作と比べて話の進み方が遅いことに不満を示す声も少なくなかったことから、「このシーンだけで、これまでのテンポが悪かったのを帳消しにできる」「今期はずっと引き延ばしがひどかったからね」などのコメントも書き込まれている。

このほか、「言葉が分からなくても泣ける」「声優さんが本当にすごい。感情が一気にこみあげてきた（涙）」「鬼滅は花江さん（花江夏樹。炭治郎役の声優）に頭を下げないとね」など、声優の演技を高く評価するコメントも少なくなかった。

なお、放送終了後には次の「柱稽古編」のテレビアニメ化決定が発表されこちらも話題に。「刀鍛冶の里編」最終話と合わせて「鬼滅の刃」が、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でトレンド入りしている。（翻訳・編集/北田）