アジアNo．1企業「中国石油天然気集団」、昨年の売上高は14兆円超―中国

2007年6月25日、中国最大の原油・天然ガスの生産・供給会社である「中国石油天然気集団公司(CNPC)」の昨年度の売上高が8936億5000万元(約14兆2984億円)と、前年度比28．8％増加したことがわかった。

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純利益は1057億6000万元(約1兆6921億6000万円)で前年度比3．5億元(約56億円)減だったが、生産量は過去最高を更新し、原油は1億3470万9000t、天然ガスは442億立方メートルだった。

また、新たに確認された地質埋蔵量は石油が6億t、天然ガスが3000億立方メートルを超え、同社の可採埋蔵量は石油が26億9409万t、天然ガスが2兆2159億立方メートルとなった。

中国石油天然気集団公司は中国三大国有石油会社の一つで、石油・天然ガスの生産・供給、石油化学工業製品の生産・販売などを行っている。国内では東北部や新疆ウイグル自治区などに油田・天然ガス田を保有し、海外でも26か国で石油・天然ガスの投資業務を行っている。また、2005年には米誌「ビジネスウイーク」が選出したアジア企業上位150社番付でトップに輝いている。(翻訳・編集/藤野)