2014年7月21日、香港・東方日報によると、中国の高速鉄道が海外の各地で導入され、世界を席巻しようとしている。習近平（シー・ジンピン）国家主席は南米を訪問し、中国の高速鉄道による南米大陸横断鉄道計画を明らかにした。

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習主席はペルーとブラジルで大西洋と太平洋を結ぶ総延長5000キロの鉄道を建設する計画を明らかにした。完成すれば初の南米大陸横断鉄道となり、中国は南米大陸の物流を独占している米国の足下を揺るがす存在になるとみられている。大陸横断鉄道の建設は技術的に複雑であるほか、最大のネックは資金面だ。しかし、これもおそらく中国が援助することになるだろう。中国の高速鉄道は、いずれ米国にも乗り入れることが予想されている。

中国は、高速鉄道によって欧州とアジアを結ぶ「欧亜高鉄」、中国とアジアを結ぶ「中亜高鉄」、アジア各地を結ぶ「泛亜高鉄」の建設も計画しており、英BBCは「中国高速鉄道を世界中に走らせようとしている」と報じている。（翻訳・編集/岡田）