放送中の中国ドラマ「公訴」で検察官を演じている女優ディリラバ（迪麗熱巴）がインタビューで、ネットで反応を示す視聴者の声について答えている。

先月29日にテレビ放送と配信を同時スタートした「公訴」は、特殊詐欺に焦点を当てたスリリングな展開が人気の最新作ドラマ。ファンタジー時代劇でヒット作を生み出してきた女優ディリラバがエリート検察官を演じ、これまで演じてきた役とは違う硬派な印象で、イメチェンを図る作品としても話題を集めている。

エキゾチックな美貌で知られるディリラバだけに、中国のネット上では「こんな検察官はいない」「現実味がない」といった声も聞かれる。このほど中国メディアのインタビューに応じたディリラバは、こういった違和感を示す声を含めて、「“ディリラバの影が強すぎる”と思われる心配はないのか」との質問に、「本心を言えば心配している」と回答した。

これについてディリラバは続けて、「かといって何をどう変えることもできず、この顔も変えられない」とコメント。演技やアフレコ、役作りの面で工夫をし、「視聴者に検察官だと納得してもらえるよう、努力するしかないと思った」とも語っている。

ディリラバがネットの声に対して語った答えには、「美しさは罪じゃない」「見ただけで検察官と分かる顔ってどんな顔なの？」「演技がさらに磨かれ、声もとても聞き取りやすい」といった支持示すコメントが集まっている。（Mathilda）