「天空の城ラピュタ」が中国で公開、宮崎吾郎氏のイラストには中国語のメッセージ―中国メディア

Record China    2023年6月1日(木) 19時0分

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1日、中国メディアの北京青年報によると、「天空の城ラピュタ」のリマスター版が中国で公開された。

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2023年6月1日、中国メディアの北京青年報によると、「天空の城ラピュタ」のリマスター版が中国で公開された。

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記事は最初に、「宮崎駿氏が監督を務め、久石譲氏が音楽を担当するアニメ映画『天空の城ラピュタ』は、世界のアニメファンの間で最高傑作とされており、6月1日に(中国で)『天空の城ラピュタ』のリマスター版が公開された」と紹介した。

その上で、「宮崎駿氏は1963年に東映動画(現・東映アニメーション株式会社)に入社してから60年間にわたり、みずみずしく美しい手描きのスタイルで、自然の平和と優しさといったテーマを観客に伝えてきた。『スタジオジブリ』の名作、『天空の城ラピュタ』は宮崎駿氏の自然的な視点と人文的な視点の融合を一貫させた代表作なだけではなく、さらに音楽の巨匠、久石譲氏とのタイアップで多くの人に知られている」とした上で、「今回、中国国内で公開された新たなリマスター版は、デジタル技術が名作の経てきた時間というほこりを拭い去り、現代の観客は最も混じりけのない『宮崎駿式』の色彩美学と出会うことができる」と伝えた。

さらに、「本日、スタジオジブリの鈴木敏夫社長がプレミア上映会のために収録したあいさつ動画が公開された。また、宮崎駿監督の長男で、同じくスタジオジブリのアニメ監督である宮崎吾朗氏(代表作『コクリコ坂から』)も中国の観客に手描きのイラストを贈り、同作の公開を祝った」と紹介。「鈴木敏夫社長は動画の中で宮崎駿監督と中国の不思議な縁を紹介している。宮崎駿監督は大学生の時、第二外国語の授業で中国語を選んだそうで、中国文化への興味が見て取れる」と述べた。


最後に、宮崎吾郎氏のイラストについて、「『天空の城ラピュタ』の作中で、ロボットが花を贈る名場面を選んだ。今回、花を受け取るのはパズーやシータといった主役ではなく、スクリーンの前の観客に変わった」と表現。イラストには中国語で「祝賀天空之城在中国公映、希望電影院的欣賞能譲大家開心、過个愉快的儿童節(『天空の城ラピュタ』中国での公開おめでとうございます。映画館で楽しんでいただき、楽しい子どもの日を過ごせますように)」とのメッセージが書かれていたことに触れ、「宮崎吾朗氏は誠意を込めて、映画館に足を運び、童心に帰ってもらいたいと呼び掛けている」と伝えた。(翻訳・編集/柳朱音

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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