中国国産大型旅客機「C919」、第1便に開発責任者や技術者勢ぞろい―中国メディア

Record China    2023年5月29日(月) 16時0分

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中国の国産大型旅客機「C919」が28日、商用飛行を開始した。

中国の国産大型旅客機「C919」が28日、商用飛行を開始した。

中国メディアによると、中国東方航空が運航する第1便の搭乗客は約130人で、上海虹橋国際空港を午前10時32分に離陸し、約2時間後に北京首都国際空港に到着した。

最前列の座席には、中国民用航空局の宋志勇(ソン・ジーヨン)局長、C919を開発した中国商用飛機(中国商飛)の賀東風(ホー・ドンフォン)董事長、中国東方航空集団の李養民(リー・ヤンミン)総経理、中国政府工業情報化部の金壮龍(ジン・ジョアンロン)党組書記兼部長が座った。

2列目の中央には、C919チーフデザイナーで中国商飛首席科学者の呉光輝(ウー・グアンフイ)氏と航空システム工学および信号処理の専門家、張彦仲(ジャン・イエンジョン)氏が座った。

これら関係者が機内で親指を立てるジェスチャーをした写真がSNS上で拡散されて注目された。

29日からは中国東方航空の上海虹橋と四川省の成都天府国際空港を結ぶ路線で定期運航される。

C919は2007年に開発が決まり、17年に初飛行し、22年9月29日に中国民用航空局から型式証明を取得した。同年12月9日に登録番号B-919AのC919が世界で初めて中国東方航空へ引き渡された。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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