Record Korea 2023年5月27日(土) 9時0分
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26日、韓国・マネートゥデイは「トイレに行く姿にびっくり…外国人が韓国を訪れる“意外な理由”」と題する記事を掲載した。写真は韓国の金浦空港。
2023年5月26日、韓国・マネートゥデイは「トイレに行く姿にびっくり…外国人が韓国を訪れる“意外な理由”」と題する記事を掲載した。
記事は「韓国を訪れた外国人観光客は自然と『韓国は安全な国』との認識を持つ」とし、「カフェのテーブルにパソコンやかばんを置いたまま席を離れることは、韓国人にとっては普通のことだが、外国人観光客には驚きの光景だ」としている。
コロナ禍前の19年に韓国を訪れた外国人観光客が対象の調査で最も満足度が高い項目は「治安(91.8%)」で、「ショッピング(89.7%)」や「公共交通機関(89.4%)」を上回ったという。
また記事は「韓国の安全レベルは上がり続けている」とし、「警察官の数が増加し続けており、1人当たりの負担人口は11年の501人から21年は400人に減少。消防士の負担人口も同期間に1320人から807人に減った」と説明している。
犯罪発生件数も減少傾向にあり、人口10万人当たりの犯罪件数を意味する犯罪率は11年の1997件から21年は1774件に減少した。こうした変化は国民の認識にも影響を与えており、昨年の調査では国民の10人に7人(70.4%)が夜道を歩くことについて「比較的安全だ」「とても安全だ」と回答した。10年の調査では56.0%だった。
韓国の安全レベル向上には、IT(情報技術)が大きく寄与しているという。最近は地方自治体を中心にITと安全を融合したサービスが急速に広まっている。代表的なものはソウル市の「アンシミ」アプリで、市内に設置された約8万台の監視カメラとアプリを連携させて安全な帰宅を24時間体制でサポートしている。
記事は最後に「『安全な韓国』は国民の幸せのための基本条件であり、外国人観光客の増加や海外進出の機会拡大を可能にする要素だ」とし、「『夜道は安全だ』との回答が100%に達するまで、政府や自治体、IT業界は努力を続けてほしい」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「落とし物をしても高確率で戻ってくる韓国が好きだ」「治安はシステムより国民の道徳性の影響が大きい」などの声が上がっている。
一方で「カフェでパソコンが盗まれない理由は、100メートルごとに監視カメラが設置されているから。監視カメラのない場所での盗難や、オレオレ詐欺など目に見えない詐欺は本当に多い」「不思議なことに自転車は頻繁に盗まれる」「泥棒はあまりいないけど、詐欺師は多い国」「見えない場所での児童・老人虐待、いじめ、麻薬、振り込め詐欺、経済事犯は増えている気がするのはなぜ?」と指摘する声も。
その他「歩道を走るバイクをどうにかしよう。歩行者の安全が優先されるべき歩道をバイクがバンバン走っているから、ぶつかって大けがするんじゃないかといつも不安だ」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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