91歳の日本人男性が85年ぶりに台南の母校を訪問、うれしいサプライズも―台湾メディア

Record China    2023年5月18日(木) 18時0分

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18日、台湾メディア聯合報は、台湾・台南市にあった尋常高等小学校に通っていた91歳の日本人男性がこのほど「母校」を訪れ、自身の入学写真を発見するサプライズがあったと報じた。

2023年5月18日、台湾メディア聯合報は、台湾・台南市にあった尋常高等小学校に通っていた91歳の日本人男性がこのほど「母校」を訪れ、自身の入学写真を発見するサプライズがあったと報じた。

記事は、91歳の日本人、新元久さんが今月15日に母校である台南麻豆尋常高等小学校(現在の麻豆国民中学)を85年ぶりに訪れたと紹介。台湾総督府鉄道部長を務めた祖父、現地にあった明治製糖本社のサツマイモ栽培専門家だった父を持つ新元さんは台南市麻豆区で生まれ、1938年に同小学校に入学したと伝えた。

そして、終戦によって日本に戻った新元さんがその後何度か台湾を訪れたものの母校を訪れる機会はなく、今回の訪台で同市文化局などのサポートを受けてついに母校訪問が実現したと紹介。長い年月の間に校舎はすでに建て替えられたものの、学校内の校史室から日本語で「至誠、剛毅、明朗」と書かれた当時の校訓額が見つかったとした。

さらに、学校が出版した記念書籍を調べたところ、新元さんが大切に保管していた入学式の写真と同じ写真を発見するサプライズも。新元さんが「終生忘れ得ぬ大きな収穫だった」と喜んだことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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