外資企業を困らせる中国の商標“略奪者”―英紙

Record China    2014年7月21日(月) 6時10分

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17日、英紙デイリーメールは記事「ブランド戦争:中国の商標“略奪者”との戦い」を掲載した。写真はジョーダンスポーツ。マイケル・ジョーダン氏に告訴されたが、独自の商標だと反論し勝訴している。

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2014年7月17日、英紙デイリーメールは記事「ブランド戦争:中国の商標“略奪者”との戦い」を掲載した。

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中国市場に進出しようとする外国企業にとって悩みのタネとなるのは商標だ。“略奪者”と呼ばれる人がめぼしい海外ブランドは先に登記しており、いざ中国市場に進出しようとしても知名度がある自らのブランド名が使えないというのはよくある話だ。

企業だけではなく、ジャスティン・ビーバー、クリスチャーノ・ロナウドなど人名まで登録されている。中国企業ジョーダン・スポーツはすでに大手企業に成長。マイケル・ジョーダン氏が提訴したが、自分の名前を使った商標を奪い返すことはできなかった。

問題は中国の商標法にある。いわゆる先願主義で先に登記したほうが権利を持つうえに、使用する分野や計画について曖昧なままでも登記できるためだ。今年5月に発効した改訂商標法で外国企業の権利擁護がより容易になるとも期待されているが、専門家は重要なのは中国市場をよく理解して先に対策することだと提言している。(翻訳・編集/KT)

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