東京・銀座の高級腕時計店で8日夕にあった覆面強盗事件に関与したとみられる4人は16～19歳の高校生やアルバイトだったことが判明した。これに関連し、華字メディアの日本華僑報は9日、「これらの日本の若者はどうしてしまったのか」とする記事を掲載した。

記事は、今回の事件について簡単に説明した上で、「日本では近年、強盗犯罪の『若年化』が静かに加速している」「今年上半期だけでも首都圏で同様の強盗事件が多発している」とし、3月と4月にも東京の上野や渋谷で似た手口の強盗事件があったことに言及した。

そして、日本で犯罪に走る若者が増えている背景には多重の内的要因があるとし、「家庭における前向きな指導や教育の存在感がますます薄れていること」「不況の背後で『金銭』への邪悪な欲望が台頭していること」「ありきたりで変化に乏しい社会で心理状態のバランスが崩れていること」を挙げた。

記事は、「銀座での強盗事件を受け、少なくない数の民衆が『日本の治安はまだ信じられるのか』との疑問を発している。もしかすると、社会は安全なのかどうかといった広範的なテーマを探求するよりも、その中に深くはまっている若者の生態により具体的な注意を払うことの方が重要なのかもしれない。こうした社会現象や傾向は、他の国も考慮に値するものだ」とした。（翻訳・編集/柳川）

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— ひで2022真実を追求 (@hide_Q_) May 8, 2023