Record Korea 2023年5月7日(日) 17時10分
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3日、韓国メディア・毎日経済は「現代自動車の高級セダン『グレンジャー』の新型モデルが、発売から半年で13件のリコール・無償修理を行い、品質を巡る論争が起きている」と伝えた。
2023年5月3日、韓国メディア・毎日経済は「現代自動車の高級セダン『グレンジャー』の新型モデルが、発売から半年で13件のリコール・無償修理を行い、品質を巡る論争が起きている」と伝えた。
新型となる第7世代グレンジャーは発売以来、韓国内で毎月1万台前後を販売し「内需販売1位」の座に返り咲いたものの、これまでにリコールが2件、無償修理が11件、実施されている。停車した状態でギアがひとりでに「D」から「P」に変わりエンジンが止まる現象、自動車衝突回避(FCA)システムの誤作動、インテリジェント緊急ブレーキ(IEB)のソフトウェアの誤設定などが確認されたという。
また、13件のリコール・無償修理のうち、9件はソフトウェアが原因と集計された。現代自は25年までに全てのモデルをソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)にする目標を掲げており、第7世代グレンジャーはその体勢シフトの旗手役。無線通信によってソフトウエアを更新するOTA(Over The Air)が、現代自グループ歴代モデルでも最多レベルで適用されている。これによりソフトウェア問題が増えたと記事は指摘している。
業界は「SDVへのシフトの過渡期に現れた現象」だとし、専門家も「試行錯誤を経て、今後発売されるモデルでは欠陥問題も減るだろう」との見方を示している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「発売から6カ月で13件。これは殺人マシンを売ったも同然だ」「ソフトウェアの問題だなんて、怖くておちおち乗ってられないな」「韓国内でのみ販売されているグレンジャー。韓国の消費者はいいカモにされていることが証明された」「ちゃんと検証してから販売してもらいたい。国内で試して問題点を解決してから輸出するんだろう。国内購入者は実験台か?」「未完成な車を売って購入者にテストさせるのは初めてでもないし、驚きはしないよ」「スマートフォンはソフトに問題があっても人は死なないが、あなたがたが作ってる物は小さな問題が生じるだけでも人が死ぬ可能性がある。それを分かってベータテストしてるのか?」など、怒りのコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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