<マレーシア機墜落>ウクライナ大統領は親ロシア派の関与を指摘、プーチン大統領は「ウクライナに責任」

Record China    2014年7月18日(金) 12時14分

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17日、ウクライナ東部ドネツク州でマレーシア航空のボーイング777型旅客機が墜落した。

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2014年7月17日、ウクライナ東部ドネツク州でマレーシア航空のボーイング777型旅客機が墜落した。

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墜落現場はロシア国境から約50キロの場所。同機はアムステルダム発クアラルンプール行きのMH17便で、乗客280人、乗員15人が搭乗していた。マレーシア航空は、MH17便がウクライナ上空で消息を絶ったことを発表した。

ウクライナの航空管制部門によると、17日午後11時15分にロシアとの国境から約50キロの地点でMH17便との交信が途絶えた。機体を製造したボーイング社も「事故に関する報告を受け、現在情報を収集中」との声明を発表した。

その後、ウクライナ内務省は、「MH17便の乗員乗客295人全員が死亡した」と発表。マレーシアのナジブ首相も、すぐに調査に着手することを表明した。

現場付近ではウクライナ軍と親ロシア派の武装勢力の衝突が繰り返し起きている。ウクライナのポロシェンコ大統領は「事故ではなくテロ行為だ」とし、MH17便が親ロシア派のミサイルにより撃墜された可能性があるとの見方を示した。

一方、親ロシア派は「高度3000メートル以上の航空機を撃墜できる対空ミサイルを保持していない」とし、「高度1万メートルを飛行していたMH17便は撃墜できない」と関与を否定している。また、ロシアのプーチン大統領は、マレーシア政府に哀悼の意を伝える一方、「責任はウクライナ側にある」と表明した。

事故直後から、各国航空会社は相次いで「ウクライナ東部空域の飛行を避ける」と発表している。(翻訳・編集/北田

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