中国人女優タン・ウェイが再び「韓国映画の皇后」に、百想芸術大賞で主演女優賞

anomado    2023年5月1日(月) 10時30分

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28日に発表された韓国の百想芸術大賞で、映画主演女優賞を獲得したのは中国人女優のタン・ウェイだった。主演作品は「別れる決心」。中国メディアはタンを韓国の「影后」(映画の皇后)と表現した。

28日に発表された韓国の第59回百想芸術大賞で、映画主演女優賞を獲得したのは中国人女優のタン・ウェイ(湯唯)だった。出演作品は「別れる決心」。中国メディアの極目新聞はタンの受賞を「再び『影后』(映画の皇后)に」と表現した。タンは2011年にも同賞で映画主演女優賞に選ばれている。出演作品は「レイトオータム」だった。

タン・ウェイは浙江省出身で1979年生まれ。中国の映像人育成のエリート校である中央戯劇学院を2004年に卒業。何本かのテレビドラマや舞台などに出演した後、台湾人のアン・リー監督の映画「ラスト、コーション」(07年公開)のオーディションで約1万人の中から主演に選ばれた。08年には香港籍を取得。これまでに、青竜映画賞、春史映画祭賞、釜日映画賞、韓国映画評論家協会賞など、韓国の映画賞を数多く受賞してきた。

タンが主役を務めた「別れる決心」は韓国を代表するパク・チャヌク(朴賛郁)監督の22年作品で、欧州、韓国の各映画祭を席巻した。パクは同作品で、22年の第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞しており、28日発表の百想芸術大賞でも監督賞を受賞した。


タンは28日夜の百想芸術大賞の発表授賞式で、タンは笑顔を浮かべて登壇し、「2011年の『晩秋』に続いて、百想の舞台に来ました。今は2023年で、ウサギの年でもあります。今回は『別れの决意』に導かれて百想の舞台に来ました。2本の韓国映画に出演して、この舞台に立つことができました。不思議な縁です。ありがとうございます」と述べた。

今回の百想芸術大賞では、韓国の有名女優のソン・ヘギョがテレビドラマ主演女優賞を受賞した。出演作品は「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」だった。同作品では、ソン・ヘギョの「いじめ役」として出演したイム・ジヨンが助演賞を受賞した。

28日の百想芸術大賞の発表授賞式の様子は、韓国在住の中国人ネットユーザーが動画撮影をして中国向けに配信した。極目新聞よると、タン・ウェイ、ソン・ヘギョ、イム・ジヨンらが並んだ映像を見た中国人ファンは「私の女神さまが皆、同じカットに収まった」と“悲鳴”を上げたという。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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