第4回国連世界データフォーラムが27日、浙江省杭州市で閉幕し、フォーラムの主要成果文書「杭州宣言」が正式に発表されました。

「杭州宣言」は「データの活用」を強調し、持続可能な開発のための2030アジェンダの実行を推し進めます。宣言では、ハイレベル、タイムリー、開放的で包摂的なデータは、持続可能な開発目標の達成を加速し、複数の危機に対応するための重要な構成部分であると指摘しました。

国連経済社会局のフランチェスカ統計副部長は、「杭州宣言」で示された原則は、データが本当に利用可能で、効果的、機能的に共有され、再利用できるようにしていると述べました。

開放的かつ包摂的なデータ生態を構築するほか、データ技術のイノベーションも今回のフォーラムの重要な課題です。

フォーラムでは、関連機構やデータ企業が中国におけるデータガバナンスの経験と世界での実践例を集中的に展示する特設エリアが設けられており、展示面積が2000平方メートルに上りました。うち、中国スマート統計展示エリアにはひっきりなしに来場者が訪れ、ビッグデータ、人工知能（AI）、機械学習が最も注目される三大技術分野でした。（提供/CRI）